【間違えやすい韓国語】것・일・-기の使い分け

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「것と일の違いがわかりません」「하기と하는 것の違いも教えてください」——よくいただく質問です。3つとも日本語では「こと」ですが、使い分けが必要です。

表現特徴
「もの・こと」を曖昧に言う。必ず前に修飾する言葉が必要
「仕事・出来事・用事・行為」。일だけで使える
-기「〜こと」。セットで使う動詞・表現が決まっている

① 것の使い方

「もの」や「こと」を曖昧に言う場合に使います。必ず前に修飾する言葉が必要で、것だけでは使えません。

注意したいのは、日本語の「もの・こと」がそのまま것にならないケースです:

  • 「ものをたくさん買いました」→ 물건을 많이 샀어요(것ではなく물건)
  • 「彼のことが好きです」→ 그 사람을 좋아해요(「こと」を訳さない)

話し言葉では縮約されます:것은→건、것을→걸、것이→게

  • 많은 게 바뀌었어요. たくさんのことが変わりました。

  • 공부한 걸 잊어버렸어요. 勉強したことを忘れました。

  • 제 취미는 한국 드라마를 보는 거예요. 私の趣味は韓国ドラマを見ることです。(動詞の名詞化)

  • 친구 목소리를 듣고 지금 기분이 안 좋다는 걸 알았어요. 友達の声を聞いて、今気分が良くないということが分かりました。(〜ということ・事実)

② 일の使い方

일は「仕事」の意味を持ち、修飾語がなくても일だけで使えます

  • 일이 바빠요. 仕事が忙しいです。(仕事)

  • 일이 생겨서 수업에 못 가요. 用事ができてレッスンに行けません。(解決しないといけないこと・問題)

  • 인생에서 가장 힘들었던 일은 뭐예요? 人生で一番つらかったことは何ですか?(出来事・経験)

  • 이 돈은 사람들을 돕는 좋은 일에 쓰고 싶어요. このお金は人を助ける良いことに使いたいです。(人の行動・行為)

③ -기の使い方

「〜こと」という意味で、セットで使う表現が決まっているのが特徴です。

セット表現意味
-기 쉽다 / 어렵다〜しやすい/〜することが難しい
-기 좋다〜しやすい(便利)
-기 싫다〜したくない
-기 힘들다〜することが大変だ
-기 시작하다〜し始める
-기 바라다〜することを願う
-기는 하다〜することはする
-기로 하다〜することにする
  • 이 시험은 합격하기 어려워요. この試験は合格することが難しいです。

  • 집이 넓어서 청소하기 힘들어요. 家が広くて掃除することが大変です。

  • 그 집은 맛있긴 한데 비싸요. そのお店は美味しいことは美味しいけど、高いです。

また、やることリストでは방 청소하기(部屋の掃除をする)、한국어 복습하기(韓国語を復習する)のように-기が頻繁に使われます。

ミニテストで確認!

  1. 「去年あったことの中で一番楽しかったことは何ですか」 → 出来事・経験なので작년에 있었던 일 중에서 제일 재미있었던 일이 뭐예요?

  2. 「私の夢はアイドルになることです」 → 動詞の名詞化なので제 꿈은 아이돌이 되는 거예요.

  3. 「ダイエットすることにしました」 → -기로 하다のセットなので-기다이어트 하기로 했어요.

  4. 「私のことどう思ってる?」 → 対象の「こと」は訳さない:나 어떻게 생각해?

  5. 「悪いことをして後悔しています」 → 人の行動・行為なので나쁜 일을 해서 후회하고 있어요.

  6. 「彼が歌が上手だということは有名です」 → 「〜ということ・事実」なので그 사람이 노래를 잘한다는 건 유명해요.

よくある質問

Q. 하기と하는 것はどう違いますか?

A. 意味は近いですが、-기は-기로 하다・-기 쉽다など決まったセット表現で使うのが基本です。それ以外の名詞化は하는 것(하는 거)を使うのが無難です。

Q. 것は単独で使えますか?

A. 使えません。必ず「보는 것」「많은 것」のように前に修飾する言葉が必要です。일は単独で使えるのと対照的です。

Q. 「つらかったこと」は것と일のどちらですか?

A. 일です。出来事・経験を指す「こと」は일を使います(힘들었던 일)。